RaspberryPi版rfriends3でラジオ録音(OSイメージ編)
あらかじめRaspiOSにrfriends3をインストールし、各種設定を行ったイメージです。
microSDに書いて起動するだけでrfriends3が使用できます。
[!NOTE]
2026/05/05
ドキュメントを大幅書き換え。
Bookworm版(32/64)を公開しました。
0.準備
動作確認機種
・Raspberry Pi 1/2/3/4
・Raspberry Pi Zero W/Zero 2W
当方、Raspberry Pi 5 を所持していないため確認できていません。
必要なもの
1)Raspberry pi 一式
2)microSDカードライタ
3)WAN,LAN環境
4)PC
WindowsPC/LinuxPC/Macを用意してください。
以下は主にWindowsPCでの操作を記述しています。
5)ssh,smb,ftpクライアント
WindowsPC環境では、sshはteraterm/RLogin、smbはPCのエクスプローラ、ftpはfilezillaなど。
LinuxPC/mac環境では標準ツールが使えます。
Android環境では、sshはConnectBot(Kenny Root)、smbはファイルマネージャ+(flashlihgt+clock)、ftpはFtpCafe(Droidware UK)など。
1.rfriends3のシステムイメージをダウンロードする。
イメージはraspios上にrfriends3をインストールし各種設定を行ったものです。
リンクを右クリックして「名前をつけてリンク先を保存する」。
XXXXX.img.gzファイルが保存されますが、解凍の必要はありません。
- Raspios GNU/Linux 12 bookworm lite
32bit版(全モデル)
rfriends3_1.4.3a_raspios_bookworm_202605052124.img.gz
64bit版(3/4/zero2)
rfriends3_1.4.3a_raspios_bookworm_64_202605052023.img.gz
2.イメージをmicroSDに書く。(Windows,Linux,macOS)
1)microSDカード用ツールのインストール
システムイメージをmicroSDカードに書き込むツール(Raspberry Pi Imager)をインストールします。
以下のリンク先よりRaspberry Pi Imager(Windows,Linux,macOS)をダウンロード、インストールてください。
2) Raspberry Pi Imagerを使ってイメージをmicroSDに書く。
Raspberry Pi Imagerを実行してください。
イメージをmicroSDに書く処理の流れは以下のとおり。
Raspberry Pi Imagerの機種、バージョンの違いによりメッセージ等が異なります。
1) Device
使用するRaspberryPiの機種
2) OS
カスタムイメージを使う/Use Custom
先ほどダウンロードしたxxxxx.img.gzを指定してしてください。
3) ストレージ
microSDを選択(間違えないように!)
4) Customisation
バージョンによりこの項目は表示されずにスキップされる。
表示された場合も、「いいえ」を選択する。
5) Writing
実際にmicroSDに書き込みを行う。
6) Done
終了。
3.wifiアクセス情報を追加する。
有線LAN接続の場合、この設定は不要です。
[!NOTE]
bookwormからwifi設定の方法が変更になっていますが
従来の方法でできるよう変更しています。
3.1 Wifi設定ファイル作成
下記のリンクを右クリックして「名前をつけてリンク先を保存する」。
wpa_supplicant.conf
保存したwpa_supplicant.confに自環境に合わせてssid,passwdを設定する。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
ssid="SSID"
psk="password"
}
(参考)パスワードの暗号化
$ wpa_passphrase "SSID" "password"
この時は
psk=password
になります。””はつけない
```
### 3.2 Wifi設定ファイルをmicroSDにコピー
2.で作成したmicroSDをPCに接続してください。
エクスプローラで確認すると、boot/bootfs領域(この例ではF:、環境によりドライブ名は異なる)が認識されているはずです。
<img width="416" height="60" alt="c2" src="https://github.com/user-attachments/assets/eb5f4225-9b71-48b8-ad59-ec613162c256" />
このmicroSDのboot/bootfs領域(この例ではF:\)にwpa_supplicant.confをコピーする。
<img width="1056" height="364" alt="c" src="https://github.com/user-attachments/assets/50ca81b7-c4cc-4968-9b1c-e04a9d5b781a" />
## 4.起動
RaspberryPiにmicroSDをセットし電源をONにします。
RaspberryPiのLEDが点滅し、しばらくすると点灯に変わります。
この時点でOSは起動し、rfriends3は実行されています。
注意:一度起動すると、wpa_supplicant.conf は /etc/wpa_supplicantディレクトリに移動し、boot/bootfs領域からは削除されます。
設定を間違った場合などで再設定する場合は、wpa_supplicant.conf を修正後、再度、boot/bootfs領域にコピーしてください。
## 5.rfriends3にアクセスする。
Webサーバ(lighttpd/apache2)が自動で起動しているので、任意ブラウザでアクセスする。
32bit版 http://rpi-bookworm:8000
または
64bit版 http://rfriends3:8000
アクセスに成功すると、ブラウザにこんな感じで表示されると思います。
<img width="389" height="394" alt="rf3-3" src="https://github.com/user-attachments/assets/8928226e-996e-412e-ba7a-17b0428bb892" />
**うまくつながらない場合は、3.をやり直してください。**
また、すでにrpiイメージのマシンが稼働している場合は、PC等を使用してIPアドレスを調べてアクセスする必要があります。
RaspberrypiはDHCPで動作しています。IPアドレスの確認方法は、下記のようなIP scanner ソフトを使うと便利です。
android, iPhoneでは、”Fing(無料版)”というアプリがお勧めです。
Advanced IP Scanner
<http://www.advanced-ip-scanner.com>
スキャン結果より、RFRIENDS3 / RF3-BOOKWORM / RF3-TRIXE のものを探してください。(ラズベリーアイコンが表示されているもの)
RFRIENDS3 192.168.1.* Raspberry Pi Foundation B8:27:EB:::
## 6.microSDの領域拡張を行う。
提供イメージは領域が縮小されているため、microSD全体を使用するように領域を拡張する必要があります。
メニューより管理-メンテナンス-ラズパイ専用-領域拡張で、microSDの領域拡張を行います。
一旦再起動します。
再起動後は領域拡張を行うのでmicroSDのサイズによっては時間がかかります。緑のランプが点滅から点灯になるのを待ってください。
注意:この操作をしないと大容量のmicroSDを使用していても8GB弱しか認識されません。
再起動後、領域が拡張されたことを確認してください。
以下の例は64GBのmicroSDです。
<img width="162" height="88" alt="rf3-2" src="https://github.com/user-attachments/assets/591742d6-921c-4d2b-85d6-d369c0227e30" />
## 7.rfriends3を最新にする。
ヘルプ - システム更新でfriends3を最新にする。
## 8.rfriends3の使い方
### 8.1 使い方
使い方について、まずは以下を参照してください。
[マニュアル](https://rfriends.github.io/rfriends/manual/index.html)
### 8.2 samba
PCのエクスプローラから、\\\\ (raspberry piのipアドレス) でアクセス(smb)することにより録音データにアクセスできます。ほかのアプリを使う場合は、anonymousでアクセスしてください。

### 8.3 ftp/sftp
ftp/sftp で(raspberry piのipアドレス)にアクセスすることによりRaspberry Piに接続できます。

接続すると、以下のような状態になります。あとは、録音データをD&DすればPC側に転送することができます。

## 9.最後に
以上で説明は終わりです。
当方ではRaspberry Pi 3 Model B/Zeroで1年以上運用しており、問題は生じておりません。ただし、24h稼働になるので、設置場所は火災等にお気を付けください。
このイメージはmicroSDへのアクセスを極力減らす設定をしていますが、
それでも、microSDの寿命は突然やって来ます。録音データはこまめにバックアップすることをお勧めします。
自動でファイルサーバ等にムーブする処理を追加するといいかもしれません。
なお、お約束ですが本イメージを使ったことによる一切の責任は当方にはありません。
自己責任でお願いします。
## 10.おまけ
・raspberry Pi Zero Wの温度

・アイドル時
使用電流 : 約40mA
CPU温度 : 40.1’C
・タイムフリー一括ダウンロード時
使用電流 : 約140mA
CPU温度 : 48.7’C
CPU温度は以下のコマンドで取得できます。
$ vcgencmd measure_temp temp=48.7’C ```
以上