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rfriendsの録音データを定期的にWindowsにバックアップ

2025/05/04 New
2025/05/05 add sync

処理の流れ
・一定日数以前のデータを別フォルダに移動(smbdir/usr2 -> smbdir/usr2_bk)
・そのデータをwindows側のWinSCPで転送(smbdir/usr2_bk -> rfdir)
・また、最新の録音データをWinSCPで同期(smbdir/usr2 <-> rfsync)

これにより、古いデータはローカルにバックアップして削除され、新しいデータはローカルと同期されます。

1.rfriendsのバックアップ設定

設定 - パラメータ - 編集
ctrl-fで、[backup]、を検索

以下は14日以前のファイルは
/home/rpi/smbdir/usr2_bk/
に強制的に移動するという設定です。
smbdir以下にusr2_bkというディレクトリを作成してください。

[backup]  
; usrdirのファイルで指定日付以前のファイルをcopy/move/deleteします。  
;  日付判定はファイルの日付で行います。  
; バックアップ処理およびデイリー処理のcleanup時に実行します。  
;  
rfbackup = 14  
rfbackup_mode = "movef"  
rfbackup_dir = "/home/rpi/smbdir/usr2_bk/"  

2.録音データをwindowsにバックアップ

2.1 rfget.zipのダウンロード

以下のリンクよりrfget.zipをダウンロードして解凍しrfgetディレクトリ毎バックアップを行う場所にコピーしてください。
rfget.zip

[!CAUTION] 録音データは数十ギガバイトになっている可能性があります。
空き容量に余裕のある場所にコピーしないとディスクフル等になりシステムダウンにつながります。
ご注意ください。

rfgetディレクトリには以下のファイルがあると思います。

readme.txt 更新履歴
rfget.bat 実行バッチファイル
rfget.txt バックアップ実行スクリプト
rfsync.txt 同期実行スクリプト
WinSCP-6.5-Setup.exe WinSCP配布物(使用しない)
WinSCP.com 実行ファイル(バッチ用)
WinSCP.exe 実行ファイル

rfdir バックアップディレクトリ
rfsync 同期ディレクトリ

2.2 rfget.batの編集

1) 最低、USER,PASSWD,HOSTを設定します。

SET USER=rpi  
SET PASSWD=rfriends  
SET HOST=192.168.1.74
SET BACKUP=yes    
SET SYNC=yes  

2) バックアップ処理

SET REMOTE=/home/rpi/smbdir/usr2_bk/  
SET LOCAL==%CUR%rfdir  
SET HOSTDEL=no  

・ホストのバックアップ元は
SET REMOTE=/home/rpi/smbdir/usr2_bk/
を設定してください。

・バックアップデータは、実行ディレクトリの
SET LOCAL=%CUR%rfdir
に保存されます。

・バックアップが成功したとき、そのファイルを削除したい場合は、
SET HOSTDEL=yes
に変更してください。
これは設定が問題ないことを確認したのちに変更してください。

3) 同期処理

SET REMOTE_SYNC=/home/rpi/smbdir/usr2/
SET LOCAL_SYNC=%CUR%rfsync

・ホストの同期元は
SET REMOTE_SYNC=/home/rpi/smbdir/usr2/
を設定してください。

・同期データは、実行ディレクトリの
SET LOCAL_SYNC=%CUR%rfsync
に保存されます。

2.3 rfget.batの実行

rfget.batをダブルクリックすると、コマンドプロンプトが開き
winscpが実行されます。

2.4 ホストの信頼チェック

初回は下記のようにホストを信頼するかどうか聞かれるので
(A)cceptのAを入力して下さい。

If you trust this host, select Accept to add the key to WinSCP's cache and carry on connecting.  
If you want to carry on connecting just once, without adding the key to the cache, select Connect Once.  
If you do not trust this host, select Cancel to abandon the connection.  
In scripting, you should use a -hostkey switch to configure the expected host key.  
(A)ccept, Connect (O)nce, Ca(n)cel, (C)opy Key, (P)aste key:A  

この処理は初回のみです。

2.5 ログイン

続いて、設定したUsername、Passwordでログインが開始されます。

Authenticating...  
Using username "rpi".
Authenticating with pre-entered password.

成功すると、以下のようなメッセージが出力されます。

Authenticated.  
Starting the session...  
Session started.  
Active session: [1] XXX.XXX.XXX.XXX  

2.6 バックアップ・同期処理

続いて、
・バックアップ処理が実行されます。(smbdir/usr2_bk)
・同期処理が実行されます。(smbdir/usr2)

実行経過が画面に出力されていきます。
途中でやめたいときは、ctrl-cを入力してください。

/home/rpi/smbdir/usr2_bk
timefree                  |            0 B |    0.0 KB/s | binary |   0%
TBS_安住紳一郎の日曜天国_20250302_1 |       39994 KB | 1538.4 KB/s | binary | 100%
LFR_オールナイトニッポン-MUSIC10_20 |       41837 KB | 1271.1 KB/s | binary | 100%
NACK5_FAV-FOUR-(水)-Part1_ |       20874 KB | 1462.4 KB/s | binary | 100%
QRR_レコメン!-24時~25時_2025031 |       20875 KB | 1189.3 KB/s | binary | 100%
.....

3.Windowsへのバックアップ処理の自動化

これを自動化するためには以下の手順で行ってください。

1) “task”で検索し、タスクスケジューラを起動します。
task

2) タスクスケジューラに、rfget.bat、を登録し、
トリガーを毎日何時といった風に設定します。
task2

現在、この項は書きかけですので、
詳細なやり方は、「windows タスクスケジューラ」で検索してください。

4.その他

無理に自動化しなくても、気が向いたときに手動で実行するというのもありだと思います。
まだ試験途中なので、これでうまくいったとか、いかないとかの報告があると助かります。

なお、お約束ですが、これの実行に関しては自己責任でお願いします。

以上